2013年4月6日土曜日

「他市からのごみ受け入れ広域化に反対する会」 について

みなさんこんにちは。

私たちは、東京都の多摩地域日野市で活動している

「他市からのごみ受け入れに広域化に反対する会」です。

日野市にある「ごみの焼却炉」は、

築25年、老朽化しています。

当然建替、更新しなければなりません。

日野市はすでに2009年に新型施設の計画を作り、地元の了解を得て、

環境省に提出しています。

この計画では1日の「ごみ」の処理量を146トンとして、

廃熱利用の発電施設や、有害物質の高度の除去装置もついたものです。

この計画は、市民参画でつくったごみゼロ社会をめざす

『日野市環境基本計画』に基づいてつくられています。

新しい炉ができあがるには5年程度かかりますが、その時までには

もっとごみは減ります。

今、必要なのは、この「減量」を見込んで計画を見直すことです。

処理量は90~100トンで十分です。

ところが馬場市長(当時)は、市がこれまで進めてきた自区内処理の

方針をひっくり返し、石田地区で3倍の290トンのごみを燃やす、

日野・国分寺・小金井の三市共同・広域化を2012年11月に打ち出しました。

そして、市民の反対を無視し、3月13日に三市長連名の

「覚書(おぼえがき)」までつけて、この広域化計画を「変更届」として

環境省に提出したのです。

市民とともに作った日野市環境基本計画や市民のごみ減量の努力を無視し、

他市からのお金をあてに、市民のいのちや健康を売り物にするような市の姿勢に、

計画を知らされた石田地区や周辺の落川、新井の住民の怒りと

反対の声が湧き起こるのは当然です。

私たちの健康やいのち、売り物にされるような、そんな安っぽいものでしょうか?

みなさん、市長が判断したとして、市民を無視し、市民を裏切る、

こんな勝手が許されるのでしょうか?