2013年11月16日土曜日

15日に環境省に提出した要望書

平成25年11月15日

環境大臣 石原伸晃 殿

新石自治会 会長 川久保康男
ごみ広域化に反対する日野女性の会 会長 山際清子
他市からのごみ受け入れ広域化に反対する会 会長 堀江章夫
小金井・国分寺のゴミ受け入れに反対する日野市民の会 会長 渡辺眞

日野市、国分寺市及び小金井市の可燃ごみの広域処理の白紙撤回について

 平成25年3月13日付けで、日野市、国分寺市、小金井市は、可燃ごみの広域化を図るための新処理施設の計画書と、3市長の署名が入った覚書を環境省に提出した。新聞報道によればこの覚書は環境省の要求により提出したものである。

 覚書第1項には、「日野市、国分寺市及び小金井市は、周辺住民の理解を得て、可燃ごみの広域処理に向けた新施設(平成31年度稼働予定)の建設について、共同で進めるものとする」とある。

 しかし、新施設建設予定地と搬入路がある石田1丁目は、新石自治会の区域で、その98%の世帯が反対要望署名をして広域化に反対している。更に2回に渡る300人規模の反対デモを実施し、各種の反対通告書や抗議文を3市の市長に提出した。

 これに対し日野市長は、11月の地元住民説明会において、本年12月議会で環境アセスメントと基本設計など広域化を進める予算を計上すると宣言した。

 これは、環境省に提出した覚書に明らかに違反するもので、周辺住民を裏切り切り捨てる行為である。そのような状況を勘案の上、環境省においても厳しい交付金枠を有効に使って頂くために、3市の新施設の建設計画を却下し、交付金の支出を見送られたい。

私たちは四つの団体でいっしょに行動しています。

わたし達「他市からのごみ受け入れ広域化に反対する会」は、
日野市クリーンセンターのある地元自治会はじめ
四つの団体、個人のみなさんといっしょに行動しています。
○新石自治会

○小金井・国分寺のごみ受け入れに反対する日野市民の会

○他市からのごみ受け入れ広域化に反対する会

○ごみ広域化に反対する日野市女性の会

新石自治会さんのブログ
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/sinseki_jitikai

環境省要請で「住民合意が大切」のことば引き出す!

15日、環境省への要請に4団体10名で行って来ました。 
時間まで環境省門前で、横断幕などを掲げアピールもしました。













正門の反対側では、福祉関係の方や組合の皆さんが「福祉は権利・国の責任で充実を!」の大きな横断幕を掲げたくさん座りこんでいました。

環境省からの対応は、
大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課安倍課長補佐他3名。
新石自治会川久保会長が「要請文」を読み上げ、次々発言しました。

安倍課長補佐の発言は、質問などに応じながら、以下のようでした。
①当然「住民合意」は大切。(合意は担保にしてはいませんが)
②迷惑施設なのでていねいな説明が必要。
ていねいなプロセスが欠けていたかと・・・、都を通して現状を把握したい
③交付金は予算がなければ出せません。(その場合は市の予算で)
(ダイオキシン問題でやった炉の更新時期が重なってきている)
④細かい現状は貴重な話でした。2回目の話し合いはやりたいと思うが
(自治体からの話を聞いてから、12月は予算で多忙、川久保さん宛に連絡します)
⑤今後も追加の話や資料などは、受け取ります。
などの発言でした。

話し合いの前後でテレビと東京民報が取材しました。
☆11.29市役所前大アピールを大勢の参加で成功させることが
ますます大切になっています。

▼11日住民に向かって市長は「2市の窮状を考えれば(広域化は)
地元合意より公益性が高い」と12月議会への関連予算提出を表明。
▼「30年後は他市に」と言ったものの追及に「決まっていない」と答え。
▼この説明会で合意したと思うか?に市長は「思っていない」と小さく答えた。
☆これを幕引きにさせず、広く市民の皆さんに知らせ「白紙撤回・ごみ減量の市民参画の話し合い」のスタートにしましょう。
☆市長や市議への働きかけをいっそう強めましょう。
☆署名を広げましょう⇒ていねいな対話が共感と世論の広がりに。
☆明日16日(土)ごみ広域化に反対する会午後七時から落川地区センター、ご参加ください。

2013年11月13日水曜日

12日付け読売新聞記事


12日付け東京新聞記事



説明会に参加した地元の方は、「今 目の前のことも決められないのに、30年後…って、誰が聞いてもただの先送り…それを聞いて「なら、しかたないか…」なんて納得出来ません」と言っていました。
私たちの「会」のブログへのご連絡はhinogomizero@gmail.com



11日夜の「説明会」中谷好幸さんの報告 

中谷好幸さんからの寄稿です。


1111日に行われた地元説明会で、大坪市長は、

これまでの「地元の合意(理解)が得られないと計画は進め

られない」との発言を180度転換し、「広域化は住民の合意

より公益性が高い」と、計画強行の姿勢を露わにし、

12月市議会に基本計画、環境アセスなどの関連予算提出する」と述べました。


また、その理由として、

3市間の協議で「30年後の焼却炉更新では日野市以外の市

が引き受ける」

「新焼却炉の建設費の負担割合をごみ処理量ではなく均等割にする」

「環境対策費は2市が負担する」などが確認されたことをあげました。


 会場からは

「大坪市長と市の幹部は、馬場市長の決定を執行することに

頭がいっぱいで、何回説明会を開いても市民の声を聴く姿勢

がまったくない」

「小金井、国分寺と相談する前に、市民との話し合いをしな

かったことがボタンのかけ違い」などの批判があいつぎました。


また「30年後にどこの市が焼却炉を引き受けるのか」の質

問に、

市長が「決まっていない」と答えたことに「無責任」との怒

り、失笑が広がりました。


化学物質過敏症の女性は「市長には、子ども達のことを考

え、焼却中心のごみ処理のあり方を変えようという立場に立

って欲しい」と切実に訴えました。


これに対しては、クリーンセンター長が「ごみ焼却による健

康被害を訴えられたのは今日がはじめて、その他に健康被害

の報告はない」と、まるで日野市環境基本計画が「ヒトへ

被害が出てからでは遅すぎる」と脱焼却を訴えていることを

忘れ去ったような答弁を行いました。


新石自治会会長は「市は地元住民の合意がなければ前に進め

られないと最初に説明したが、3月の計画書提出、6月の市

民説明会と地元住民を裏切り続けてきた。12月議会に予算

が提出されようと断固反対の立場に変わりはない」と決意を

表明されました。


 私は、大坪市長の「市民の合意、地元住民の合意、二つの

合意がなければ計画はすすめられない」との約束を投げ捨て

たことを糾弾するとともに、

「ごみ焼却施設の更新は、ごみ減量を更にすすめるにはどう

したらよいのか、焼却施設はどうあるべきか、市民に投げ

け、一緒に話し合うチャンスだ」

「例えばヨーロッパのように生ごみ回収や廃プラスチック回

収をやれば、焼却率は半分に減らせる、そうすれば焼却炉を

もっと小さくし、お金もかからない、そんなことを市民と

緒に考えるのが先ではないか」

「広域化・大型焼却炉でごみ処理を行っている東京23区の

リサイクル率は、多摩地域の半分、焼却率は多摩地域より1

0%も高い、こんなやり方にどうして追従するのか」

「第2次ごみゼロプランにも、焼却施設の更新は市民参加で

検討すると書いているのになぜ実行しないのか」

「計画は白紙撤回し、市民と最初から話し合いを」と質問し

ました。

 


 これに対して市長は「確かに更新計画は専門部会で検討す

ると書いてあるが、今回の建て替えは市の判断でやらせても

らう」

「ごみ減量についてのご意見は同感だが、これまでも努力を

してきたし、これからも努力する。どうしても残る部分は焼

却するしかない」など述べ、質問にまともに答えようとし

ませんでした。

2013年11月12日火曜日

11日夜、東部会館で日野市が行った「説明会」でのCさんの発言

私はクリーンセンターの煙突が目の前に見える落川の住民です。

クリーンセンターは周辺住民にとって迷惑施設です。

もし市役所の隣の公園や市内の工場跡地に建てると言ったら猛烈な反対運動が起こることでしょう。

 クリーンセンター周辺の石田地域の方々は、先祖伝来の土地を提供し、長年にわたって日野市民のために協力してくださった方々です。

この方たちに事前になんの相談もなく、密室で小金井・国分寺のゴミを引き受ける話をすすめたなんて、とんでもない話です。

 読売新聞で話がばれて私たちは知ったわけです。地元住民が怒るのは当たり前です。

住民参加の市政をうたい文句にしている日野市です。

名もなき市民の声を大事にする市政を行なってください。 

2013年11月10日日曜日

明日の市主催の「説明会」に参加を!

荒天予報を跳ね返し、紅葉の中

旭ヶ丘地域の「巨大物流センター」や・め・てパレード! 

百人近くがのぼり・横断幕で「コール」を響かせ大成功でした。 

うちの会の川添さんが「ごみ問題」で連帯の挨拶。

会のメンバー4人でチラシも配りました。

 ☆さあ明日11日です。

参加の声かけには反応が返ってきています。

 ・一人一人の参加が見える力です。
ぎりぎりまでお誘いを広げましょう。

 ・署名は入り口近くの花田さんにお渡しください。

 ・幕引を許さず「白紙撤回を貫き新たな市民運動のスタート」に!

 ☆次回「反対する会」は11月16日(土)p7落川センターです。

2013年11月1日金曜日

市制50周年お祝いに際し、「住民自治」を守りたい私たちの思い


市制50周年のお祝に際し、私たちの会が市民のみなさんに
知っていただきたいことをチラシにしてお配りました。


クリーンセンターのある石田地区には、ごみ焼却場の他に、屎尿処理場、下水道終末処理場などが集中しています。地元には、煤じん、悪臭、清掃車の振動や排ガスなどの被害を被り、環境の改善を求めてきた歴史があります。

昨年11月、馬場前市長は、小金井市や国分寺市の可燃ごみを受け入れ、ここで共同処理する計画について、地元の2自治会に説明しました。半年以上前から東京都と3市が密室協議で検討した計画で、地元住民にとっては寝耳に水のできことでした。

もともと地元住民の理解と協力がなければ成り立たない計画です。

馬場市政を継承した大坪市長も、この七月までは、「地元住民の合意がなければ進められない」と言っていました。それなのにここへきて市が、「市長の判断で」と姿勢を転換させたことは重大です。

私たちは、行政と市民の間に決定的な溝を作ることをどうしても避けたいのです。

市長に思いなおしてもらって白紙に戻してもらい、ごみゼロの日野を市民みんなの手で作りたい、これが、市制50年、これからの50年を見据えた、私たちの会の思いです。



11月1日市制50周年おめでとう、れんがホール前で行動しました。



11月1日、市政50周年のお祝いの式典が行われた日野市れんが

ホール前で、会を含む4団体は、「市制50年おめでとう。こんなお

めでたいときに、ごみの問題で行政と市民との間に大きな溝を作

るわけにはいかない。日野のまちは、市民参画、市民協働、『住

民自治』のことばにふさわしいまち。『日野市環境基本条例、環境

基本計画』、みんなそうやって積み上げてきた。現市長自身も、い

っしょに積みあげてきたそのひとり。広域化・大型化計画は白紙

にもどして、一から市民参画で考えましょう。」など、かわるがわる

訴えました。