2013年9月15日日曜日

国分寺市長、小金井市長からの『申し入れた文書』は、市庁舎内に存在しない!-

行政情報公開で判明した「3市共同ごみ広域化処理計画」の新事実!!「国分寺市長、小金井市長からの『申し入れた文書』は、市庁舎内に存在しない!」・・・川添務さん(百草在住)からの寄稿


日野市では一万五千人の直接請求に基づき、

1995年「日野市環境基本条例」が議決され、翌年4月に施行されています。

条例では「・・・現代社会において、私たちは、大量生産・大量消費の社会システムの中で、

物質的に豊かで便利な暮らしを享受する一方、

自然環境の消失や、資源エネルギーの限りない消費と多量の廃棄を生み出してきた。

このような生産と生活の在り方は、地球規模での環境破壊をもたらしている。

 ・・・私たちは、これまでの生産と生活を見直し、自然を育み、

環境保全型のまちを創り出すとともに、持続可能な社会への展望を見いだすべきときにきている。

このような認識の下に、私たちは、日野市、日野市民及び事業者の責務と役割を明らかにし、

良好で快適な環境を確保するとともに、環境負荷の少ない日野市を創りあげていくためにこの条例

を制定する。」とうたわれています。

この理念に基づき馬場前市長は、日野市環境基本計画を制定しました。

ここでは「ごみのリサイクル、資源化率 90%を目指すごみゼロ社会の実現」と謳っています。 

ところが、馬場前市長はこうした理念とは相容れない「真逆方向」へと突き進みはじめました。

これまでの方向とは180度逆転の「ごみの広域化推進」への理解を得るために、

クリーンセンターがある地元新石自治会への「説明」を始めましたが、

「理解」どころか、新石自治会は98%が反対を意思表示、

近隣住民及び広い範囲にわたる日野市民の多数が反対を表明してきました。

500メートル近隣の地元自治会からも60%以上の住民が反対の意思表示をしました。 

落川、百草園住宅、百草住宅、新井自治会に対して行った住民説明会でも

「国分寺市長、小金井市長からの『申し入れが、在った』」ことを

「ごみの広域化」推進の説得材料にしようとしました。 

更に、「ごみの広域化」推進の意思決定は、

「日野市内部でこの『申し入れ』を基に『内部決定した』」と、

説明しています。

そこで、私はこれらを事実認証を得るために、

2013年7月5日(金)に日野大坪市長に対して、

「3市共同ごみ広域化処理計画」に関する、「国分寺市長、小金井市長からの『申し入れ』の文書」

について、行政情報公開請求書を求めました。

大坪現市長からは、「行政情報『非公開』決定通知書」の回答がありました。

その理由は、「行政情報が存在しない」とのことでした。

私は、「情報調査対象部門がクリーンセンターだけの狭い範囲で行ったためではないのか」と、

行政情報公開窓口の総務係り担当者に詰め寄りました

総務部担当者は、この情報の所管部署は「クリーンセンター」であることを理由にして

「『申し入れ文書』が存在しない」と再度説明しました。
 
 「ごみ施策」を真逆へと方向転換する市長行為に、

「申し入れ文書が存在しない」ことへの疑念を抱きつつ、

少なくとも「メモ程度の文書の存在を確認する」ために、

この回答日(2013年7月19日(金))に、

突っ込んだ「3市共同ごみ広域化処理計画」に関する、

「国分寺市長、小金井市長からの『口頭申し入れ』あったことがわかるもの(文書)」について

行政情報公開請求を求めました。

この回答も「行政情報が存在しません」、理由は、「クリーンセンター、総務部、企画部を確認しま

したがご請求の行政情報は存在しません。」でした。

馬場前市長は、「ごみ施策の方向転換」の説明を

市民には、「国分寺市長、小金井市長からの申し入れがあった」ことを理由にしました。

しかし、その証拠を示す「申し入れ」の文書が存在せずにすすめようとする、

こうした姿勢で市政運営することはあってはならないことです。

ましてや馬場前市長の、「ごみ施策の方向転換」の「意思決定」は、重い決断です。

しかも住民、市民への説明が、こうした事実で示せるものすらない状態で行ったという点は大きな問

題です。

ただ単に、手続きを問題にしているのではありません。 

事柄を発起する事実・証拠もないまま市民に説明する。

あまりにも市民を軽んじていると感じました。

馬場前市長のこうした態度では、行政施策展開で「市民をごまかす」ことも可能です。

過去を振り返る(検証する)ことや口からでまかせをなくすためにも「文書化する」ことが、求め

られているのですから。

私は、この事実から「手続きにも問題がある、『撤回すべき』」だと、考えます。

みなさんは、こうした問題をどのように受け取られますか? ご意見下さい。


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